顔マッサージの美容効果!二重あごやたるみがなくなり小顔になれる!

2021年2月22日

いつまでも美しくいたい女性にとって、美肌づくりは永遠のテーマです。そんな中、美肌を維持するために自宅でできるセルフマッサージに、いま注目が集まっています。

マッサージの方法については、テレビや雑誌などでも多く取り上げられているため、すぐに自分で始めることができます。しかし、見たままの情報だけでは、正しくマッサージが行えているかわかり難く、効果を実感できないケースが大いにしてあります。

マッサージの効果を高めるために、ここでは正しい手順や方法について説明します。

顔のセルフマッサージは、正しい手順、手のひらの使い方や適切なスピードなどを守って行うようにしましょう。

顔のマッサージについて

顔のマッサージは、手のひらや指を使って顔の筋肉に圧を加えてほぐす施術です。
ここでは「顔のしくみ」と「マッサージについて」説明します。

顔のしくみ

顔には、身体と同様に筋肉がついています。

筋肉には、身体を支え、新陳代謝を上げるなどの働きがあります。そのため、顔の筋肉が衰えると、肌の生まれ変わりが遅くなり、支えられていた皮膚が垂れ下がってたるみなどの肌老化を引き起こします。

顔を構成している筋肉は大きく分けて次の3つです。

・食事で噛む動作に使われる咀嚼筋
・笑う、怒る、泣くなど感情を表現する表情筋
・嚥下をつかさどる舌の筋肉

上述の顔の筋肉は、肌を引き締めて若々しい印象を保つ重要な役割を担っています。

ところが、加齢や運動不足により身体全体の筋肉が減ると顔の筋肉も衰え、肌がたるむ、シワができるなどエイジングサインが現れます

例えば、咀嚼筋が衰えると頬下半分の皮ふがたるみ、ほうれい線が深く刻まれていきます。

また、表情筋が衰えると、頬全体の皮ふがたるみ、顔全体が下方向に下がって顔が四角く見えるようになります。

舌の筋肉が衰えると、二重あごができたりフェイスラインがスッキリせず、太って見えるようになります。

いつまでも若々しく保つためには、表情筋などの筋肉を活性化し引き締めることが大切です。

マッサージについて

マッサージとは、手のひらや指を使い、筋肉に適度な圧をかける施術です。

マッサージを行うと、筋肉のコリがほぐれ、血流がよくなり、不要な老廃物の排出が促されます。また、新陳代謝をあげて肌の生まれ変わりを促進するため、老化予防に繋がります。

人の手のひらで行うマッサージは、手の柔らかい感触や体温を感じられるためリラクゼーション効果があり、心もほぐれていきます。

顔のマッサージの美容効果

マッサージは、素肌を美しく保つために有効です。
顔のマッサージがもたらす美容効果には、次の4つが挙げられます。

1.小顔効果

顔のマッサージを行うと、リンパの流れがよくなるため、老廃物の排出がスムーズになりむくみが解消されます。すると、むくみで膨張した顔がスリムになり、小顔効果を実感できます。

また、マッサージをすると血流もよくなるので、顔色が明るくなる効果も期待できます。血流が悪くなると、顔がくすんで影ができ、膨張して見える原因になります。マッサージはくすみを消して影をなくすため、フェイスラインなどがスッキリして痩せて見えます。

小顔効果を持続するためにも、マッサージを定期的に行うことをおすすめします。

2.二重あご・たるみ・ほうれい線などエイジングサインの解消

前述のとおり、二重あご、たるみ、ほうれい線などは、顔の筋肉が衰えておこる老化のサインです。

マッサージを行うと、筋肉が活性化して顔が引き締まります。すると、顔全体にハリ感が出て、ほうれい線などの肌老化を予防します。

とはいえ、肌の老化は年齢に伴って徐々に進行していき、止めることはできません。エイジングの進行を遅らせるためには、顔のマッサージを断続的に行うことが大切です。

3.シミ・くすみの解消

顔のマッサージは、血行を促進し肌の代謝をあげるため、ターンオーバーを正常化します。すると、角質やメラニンが取り除かれてシミ・くすみのない透明感のある肌になっていきます。

シミやくすみは、加齢やホルモンバランスの乱れなどによって肌の生まれ変わりが遅れ、不要な角質やメラニンが剥がれ落ちないために起こります。

顔は、常に外気に触れていて紫外線や汚れによってダメージを受けているため、角質やメラニンが毎日のように蓄積されています。

透明感のある肌を継続するために、マッサージは毎日行うとよいでしょう。

4.眼精疲労・首肩こりの解消

顔の筋肉は、首や肩の筋肉とつながっています。そのため、顔のマッサージを行うと、首や肩の血流もよくなりコリが緩和します。

また、顔の筋肉をほぐすと目の周りの血行もよくなり眼精疲労や緊張性頭痛の症状も改善します。

さらに、目、首、肩の筋肉がほぐれると脳の緊張が解け、張り詰めた気持ちを和らげる効果も期待できます。

自分でできる顔マッサージ方法

顔のマッサージは、エステに行かず自宅で行う方法があります。
ここでは「セルフマッサージの手順」と「注意点」について説明します。

セルフマッサージの手順

自宅でできるセルフマッサージの手順は次のとおりです。

1.マッサージクリームを適量とり、両頬、額、鼻、顎先にのせて全体になじませる。
2.額の中心に手を置き、引き上げるように内側から外側へ6回らせんを描く。最後にこめかみを押す。(3回)


3.こめかみから目の下を通って眼頭神経を押し、手を横にしてまぶたの上をこめかみまで滑らせる。(3回)

4.鼻筋を左右の手で5回滑らせる。
5.鼻の側面を下から上に5往復する。
6.小鼻を下から上に向かって5往復する。
7.口の周りを下から上に向かって5往復する。

8.顎からこめかみに向かって6回らせんを描きこめかみを押す。(3回)

出典:ノエビア クイックマッサージ

セルフマッサージの効果を高めるために、マッサージを行う前と後のケアも心がけましょう。

・セルフマッサージの前のケア

マッサージの前には、身体のコリをほぐして血行をよくしておきましょう

手の平を使って、首、肩、鎖骨、脇の下の順になでおろすと、リンパの流れがよくなり老廃物が排出されます。

また、セルフマッサージの前に入浴して身体を温める、ストレッチ運動など身体をほぐす行為も有効です。

できる限り、リラックスした環境で行うとマッサージ効果が高まります。

・セルフマッサージの後のケア
マッサージの後は、「水分補給」と「肌の保湿」をしましょう。

コップ1杯の水を飲むと、老廃物が体内をスムーズに流れ、排出されやすくなります。

ただし、冷たすぎる水や水分の過剰摂取は、身体を冷やしかえってむくみの原因となります。マッサージの後は、常温の水を適量飲むようにしましょう。

また、保湿力の高い基礎化粧品を使ったお手入れも大切です。
マッサージ後の肌は、血流がよくなり皮膚温が高くなっているため、化粧品の浸透力が高まり効果が出やすいのです。

基礎化粧品を使った保湿は、マッサージによって摩擦が起こっていた場合の処置も同時にできる点でもメリットといえるでしょう。

セルフマッサージの注意点

セルフマッサージを行う上で、注意したい点は次のとおりです。

・クレンジングと一緒に行わない
・摩擦を起こさないようにする
・心拍数と同じか少し遅い速度で行う
・リンパ節までしっかり触る

クレンジングとマッサージを同時に行うと、汚れたクレンジング料が毛穴に詰まり肌トラブルの原因となります。また、クレンジング料によって取り除かれたメイクの粒子で肌を傷つける恐れもあるため、避けましょう。

マッサージに使用するクリームやオイルは、各メーカーが推奨する規定量を守り、摩擦を起こさないように注意しましょう。また、マッサージを行うときは、肌に圧がかかりすぎないように、手のひら全体を使って肌を包み込むようにして行います。

マッサージのスピードは、血流のリズムである心拍数に合わせると老廃物が流れやすくなります

また、耳下腺、こめかみ、鎖骨などリンパ節まで指先がしっかり触れるように行いましょう。指先が顔の隅々まで触れていないと、老廃物が顔に残りマッサージの効果が低下します。

顔のマッサージは女性の美肌と小顔づくりをサポートする!

顔のマッサージは、筋肉を活性化し肌の生まれ変わりを促進するため美容効果が高いとされています。

具体的な美容効果は小顔効果と「エイジング」「シミ・くすみ」「眼精疲労・首肩こり」の解消が挙げられます。

自宅でセルフマッサージを行うときは、効果を十分に感じられるように手順と注意点を守りましょう。

顔のマッサージを毎日のスキンケアにプラスして、美肌と小顔づくりに役立てましょう!

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