【パーソナルカラー4タイプ別】おすすめのリップ色を比較!似合わないリップを活かすヒントも
「自分に似合うリップの色が分からない…」
「私って、口紅が似合わない顔なのかも…」
このように、お悩みではありませんか?
色は全部で750万色、その中でお一人に似合う色は50色と決まっています。それが、いわゆるパーソナルカラー。パーソナルカラーが分かれば、あなたの魅力を最大限に引き出すリップカラーが必ず見つかります。
この記事では、パーソナルカラーの基本知識、私のサロンで取り扱っているコスメの中から、おすすめリップカラーなど詳しく解説します。さらに、「選んだリップがしっくりこない…」と感じたときの対処法や、プロのパーソナルカラー診断を活用する方法もご紹介。
ぜひ参考にしていただき、あなたにぴったりのリップカラーを見つけましょう!
パーソナルカラーの前に知っておきたい色の基本知識

パーソナルカラーを知るために、まず色について理解しておきましょう。
ここでは、押さえておきたい基本知識をお伝えします。
色の構成
色は、色相・明度・彩度の3つの要素で構成されています。この3つに少しでも差があれば別の色と認識されるため、750万色まで広がるのです。
では、色相・明度・彩度とはなにか簡単に説明しましょう。
色相(イエベ・ブルベ)
色相とは、色の種類。大きく「イエローベース(イエベ)」と「ブルーベース(ブルベ)」に分かれます。
イエローベース(イエベ)は、黄み寄りのあたたかみのある色で、ブルーベース(ブルベ)は青みを帯びた涼しげな印象が特徴です。どちらの色を身に着けると肌が明るく見えるか、血色が良く見えるかが分かれば、印象をグッと引き立てるリップを選びやすくなります。
明度(明るさ・暗さ)
明度は、文字通り明るい色か暗い色かを表します。
色相と同様、どちらの色を身に着けると印象がよくなるか判断する基準となります。
彩度(鮮やか・地味)
彩度は、色の強さを表します。
彩度が高いと、原色の配合が多く鮮やかな印象です。一方、色味が少なくなると落ち着いた印象になります。
色相・明度と同様に、どちらの色を身に着けると肌が美しく見えるのか判断します。
色の性格
なぜ、色によって肌がキレイに見えたりくすんで見えたりするのでしょう。それは、色の性格が深く関係しています。
色は、となりの色の影響を受けやすいのが特徴です。
例えば、肌色の違う女性が同じ赤色のリップをつけたとします。すると、肌がピンキッシュ・青みが強い方は、唇がピンクっぽくなります。一方で、肌が黄色っぽい方は唇がコーラルやオレンジっぽく見えるのです。

これは、肌色の影響を唇が受けてしまった結果です。お顔の中では、アイカラーやチークも同じようなことが起きます。肌色との相性がとても大切といえますね。
また、お顔の外であれば、顔周りにくる髪の色やトップスの色も肌色に影響を与えます。
お顔を明るく素敵に魅せるには、肌色と相性のよいカラーを顔の周りに持ってくることがとても重要なのですよ。
自宅でできる!簡単セルフ診断方法

自分のパーソナルカラーは、自宅でもある程度の目安を知ることができます。
自然光の下で、ゴールドとシルバーのアクセサリーを肌に当ててみましょう。ゴールドが馴染むならイエベ、シルバーがしっくりくるならブルベの可能性が高いです。また、白い紙と顔を並べて鏡で見たとき、肌が黄み寄りに見えればイエベ、青白く透き通るように見えればブルベと判断できます。
もちろんプロの診断には精度で及びませんが、大まかな方向性を掴むにはセルフチェックでも可能です。
パーソナルカラー4シーズン(春・夏・秋・冬)のおさらい

パーソナルカラーは、通常4タイプに分類され、それぞれ色相・明度・彩度の組み合わせが異なり印象も全然違います。
ここでは、4タイプの特徴を簡単に解説します。
■ スプリング(春)タイプ(イエベ・高彩度・高明度)
明るくフレッシュな印象で、キュートな魅力を持つタイプ
肌の特徴:黄みがかった明るい肌で、血色がよく健康的な印象。透明感があり、日焼けすると赤くなりやすい人が多いです。
髪や瞳:明るめのブラウンやソフトなゴールド系の髪色、明るくキラキラした瞳。
似合う色:コーラルピンク、アプリコット、ライトベージュ、ターコイズなど、明るくあたたかみのある色。
苦手な色:暗すぎる色や、くすみが強い色。顔色が沈みがちになります。
■ サマー(夏)タイプ(ブルべ・低彩度・高明度)
柔らかくエレガントな印象で、上品さが魅力のタイプ
肌の特徴:青みがかった明るい肌。赤みを帯びたピンク系の肌色で、ソフトな透明感が特徴。
髪や瞳:赤みを帯びたソフトブラウン系やグレーブラウンの髪、やさしい印象のダークブラウン~黒の瞳。
似合う色:ラベンダー、ローズピンク、スモーキーブルー、ミントグリーンなど、青みを帯びた柔らかい色。
苦手な色:鮮やかすぎる原色や黄みの強い色は浮いてしまうことが多いです。
■ オータム(秋)タイプ(イエべ・低彩度・低明度)
落ち着きがあり、深みと大人っぽさを感じさせるタイプ
肌の特徴:オークル系でマットな質感の肌。健康的で日焼けが似合う人も多いです。
髪や瞳:深みのあるダークブラウンやこげ茶の髪、ソフトで穏やかな瞳。
似合う色:テラコッタ、マスタード、カーキ、オリーブ、ブラウンなど、深みと温かみのあるアースカラー。
苦手な色:明るすぎるパステルカラーや青みの強い色。肌がくすんで見えることも。
■ ウィンター(冬)タイプ(ブルべ・高彩度・低明度)
シャープで華やか、クールな美しさを放つタイプ
肌の特徴:色白でツヤのある肌、もしくは青みのある健康的な肌。コントラストがはっきりしている人が多いです。
髪や瞳:真っ黒または濃いダークブラウンの髪、瞳も黒く印象的。
似合う色:ワインレッド、ロイヤルブルー、チャコールグレー、ブラック、純白など、はっきりした青み系の色。
苦手な色:オレンジやベージュ系など黄みの強い色は、顔色が悪く見えることがあります。
【パーソナルカラー別】おすすめリップカラー

自分のパーソナルカラーに合った色を選ぶだけで、一気に垢抜けた印象に変わりますよ。
ここでは、4タイプ別におすすめのリップカラーをご紹介します。
今回ご紹介するリップは、私のサロンで取り扱っているノエビアアクトリースシリーズ。発色もよく、ティントタイプで色持ちも◎です。保湿力も高いので唇が乾燥しやすい方にも使いやすい仕様になっています。
自分にぴったりのリップカラーを見つけてみましょう。
スプリング(春)タイプにおすすめのリップカラー
スプリング(春)タイプの方は、明るく黄みのある柔らかなカラーが似合う特徴を持っています。アクトリースシリーズでは、ピーチベージュとジューシーレッドの色がおすすめ!
ピーチベージュは、柔らかく温かみのある色で自然な口元に仕上げてくれます。
ジューシーレッドは、顔全体がパッと華やかに見え、血色感が加わって健康的な印象に。
春の花のような明るく爽やかな雰囲気を出すなら、ぜひ明るめの暖色系を選んでみてください。
サマー(夏)タイプにおすすめのリップカラー
ブルベ夏タイプは、青みを帯びた柔らかなカラーが得意です。アクトリースシリーズでは、フェアリーピンク、ソフトローズ、ローズベージュなどがおすすめ。
ソフトローズ、ローズベージュは、スモーキーなローズが肌にすっとなじみ、清楚で上品な雰囲気を引き立ててくれます。
フェアリーピンクは、青みが強すぎずソフト&透明感が特徴で、お顔は可愛い印象に。
ふんわりやさしく、透明感を際立てるなら、くすみのあるソフトな寒色系を選びましょう。
オータム(秋)タイプにおすすめのリップカラー
オータム(秋)タイプには、深みのある落ち着いたトーンが似合います。アクトリースシリーズでは、メルティブラウンやキャメルブラウンなど温かみのあるアースカラーが特におすすめ。
大人の余裕と品格を感じさせる印象に仕上がりますよ!
アイカラーやチークもダークトーンに合わせて、シックな雰囲気を演出しましょう。
ウィンター(冬)タイプにおすすめのリップカラー
ウィンター(冬)タイプは、パキッとした高発色のカラーや、青みの強いディープな色味が映えるタイプです。
アクトリースシリーズでは、チェリーレッド、クリアレッドがおすすめ。
どちらも鮮やかに発色し、顔立ちがはっきりして魅力が引き立ちます。
凛とした美しさやクールな印象を演出できますよ。シンプルな服装でも、一気に垢抜けて見えるでしょう。
【もし似合わなかったら?】選んだリップがしっくりこないときの対処法

せっかく買ったリップがなんだかしっくりこない…。だからって捨てるのはもったいないですよね。
実は、ちょっとした工夫で「似合わない」が「似合う」に変わります。
ここでは、そのやり方をご紹介!似合わなかったリップを活かすヒントを見つけましょう。
似合わない色を“似合う”に変えるメイクテクニック
「リップを付けると、浮いて見える…」
そんなときは、ベージュやブラウン系のリップライナーで輪郭をぼかしてみましょう。肌との境目が目立ちにくくなれば、パキッとしすぎる色もなじんでみえます。
また、上からグロスを重ねてツヤをプラスすることで、色の主張をやわらげ、肌とのバランスが取りやすくなります。
他にも、得意な色を上から重ねて混ぜて使うのもおすすめです。肌色になじむ色に変わりますし、他にはないカラーを楽しめますよ。
似合うリップ=好印象リップ!場面ごとの選び分けテクニック
似合わないと思ったリップカラーも、TPOによってはしっくりきたりします。
たとえば、オフィスでは落ち着いたローズ系やピンクベージュが好印象を与え、華やかな場面ではパキッとしたレッド系が魅力的に映えます。
また、肌の調子や服の色に合わせて選ぶのもひとつの方法です。今日は顔色が冴えないな、という日には血色感のあるカラーを。反対に、服の色が強い日は控えめな色を選ぶとバランスが取りやすくなります。
選び方のコツをつかめば、どんな色でも自分らしく楽しめるようになりますよ!
パーソナルカラー診断を受けるならRIRI Salonがおすすめ!プロに任せれば間違いない

「パーソナルカラーは気になるけど、自己診断では不安…」
そんな方におすすめなのが、プロによるパーソナルカラー診断。鏡を見ながらドレーピングチェックをして、最も似合う色のグループを分析してくれます。
プロ診断の魅力は「正確さ」だけではありません。診断結果に加えて、メイクやファッションにどう取り入れたらいいのか、ライフスタイルに合った具体的なアドバイスをもらえるのもポイントです。
たとえば「ブルベ冬」と診断されたとしても、「仕事ではこの色」「カジュアルな日はこの色」といった実用的な提案がもらえるため、診断後すぐに日常に活かすことができます。
私がオーナーをしている、愛知県・知多半島・常滑市にあるRIRI Salon リリサロンでは、パーソナルカラー診断を2種類行っています。フェイシャル/スキンケアが得意なサロンなので、お客様の肌をしっかり把握し得意なカラーと苦手なカラーを判別していきますよ。
自分に合ったリップカラーを選ぶ第一歩として、プロの目を借りれば間違いがなくきっと心強いはず。
リップカラーにお悩みの方は、ぜひRIRI Salonのパーソナルカラー診断を受けてみてくださいね😊
オーナー情報

担当/山本夕貴
RIRI Salonオーナーの山本は、これまでに多くの資格取得や研修を受講し、美容の知識と技術を習得してきました。現在も専門家として学ぶ姿勢を忘れず、多くの方に安心して選ばれるよう努力しております。
<プロフィール>
1989年、愛知県名古屋市生まれ。
OL時代、以前から美容に興味があった自然派化粧品販売をサイドワークとして始める。
当時、肌の赤みとニキビに中学生の頃から気になっていたが、肌のしくみや美容学を学ぶうちに正しいスキンケア方法が身につき、肌の調子が安定した。
自分の経験をもとに、肌悩みによって自信を無くした女性に、スキンカウンセリング、正しいホームケアのアドバイス、美しく前向きになるサポートをスタートしたのち、OLから転身を図り独立し、2020年に常滑市内で自宅サロン を設⽴。
現在は、10代~60代の女性を対象にした美容カウンセリング、スキンケアの提案、フェイシャルトリートメント、メイク等美容レッスン、カラー判定を提供。きめ細やかなサポートには定評があり、これまで、1,000人以上のお客様をサポート。
<資格・経歴一覧>
特級コスメコンシェルジュ
JMA日本メイクアップ技術検定1級
骨格診断アドバイザー検定1級
パーソナルカラー実務検定1級
カウンセリングアドバイザー研修修了
スキンケアアドバイザー研修修了
メイクアップアドバイザー研修修了
カラーアドバイザー研修修了
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