あごニキビの3大原因を徹底排除!スキンケアと生活習慣の改善が有効

2021年2月22日

多くのかたが悩む肌トラブルにニキビがあります。
とくにあごにできるニキビは、治りが遅く繰り返すため悩んでいるかたは多くいます。

あごニキビの3大原因は「皮脂の過剰分泌」「紫外線による角質肥厚」「不十分な洗浄」です。

ここでは、あごにできるニキビの3大原因について詳しく説明します。

あごにできるニキビは「スキンケア」と「生活習慣の改善」の両面から防ぎましょう。

あごにできるニキビについて

woman with hand on chin gray scale photography

あご周りの皮ふは、皮脂が多く分泌するためニキビができやすい場所です。
ここでは、あごの「皮ふの特徴」と「できやすいニキビの種類」について説明します。

あごの皮ふの特徴

あご周りの皮ふは、皮脂腺が多い一方で汗腺が少ない特徴があります。汗腺が少ないと水分不足が起こり、肌が乾燥しやすくなります

あご周りの肌が乾燥すると、バリア機能が低下します。
すると、肌を守るためにさらに多くの皮脂が分泌されるようになり、汚れが毛穴に溜まってニキビを起こしやすくなるのです。

また、あご周りは日常生活の中で刺激を受けやすい場所でもあります。

例えば、ほおづえをつく、口元を触るなどの動作を汚れた手指で行うと、雑菌があごに触れて炎症を引き起こしニキビの原因となります。

また、マフラーやマスクなどを装着する際に摩擦が起こり、あご周りの皮ふを傷つけてニキビを引き起こすこともあります。

さらに、あご周りは帽子や日傘では日の光を避けにくい部分です。そのため、紫外線のダメージを受けて乾燥や炎症を起こし、ニキビに発展することも考えられます。

あごの皮ふの特徴を理解して、日々の行動からニキビの予防を心がけましょう

あごにできるニキビの種類

あごにできやすいニキビの種類は、4つに分類されます。
それぞれの特徴について紹介します。

・白ニキビ
白ニキビは皮脂が毛穴に詰まった状態のことを指し、見た目は小さく白い点で目立ちにくい特徴があります。白ニキビが悪化して炎症を起こした状態が赤ニキビとなります。

日ごろから肌をよく観察し、白ニキビを見落とさないようにしましょう。また、発見したときは速やかにケアを行い、悪化を防ぐようにしましょう。

・黒ニキビ
黒ニキビは、メラニン色素や毛穴に詰まった皮脂が酸化し、黒ずみを起こした状態です。

シミのように見えて老けた印象を感じさせるため、黒ニキビをしっかりと予防して若々しい肌を保つようにしましょう。

黒ニキビを予防するには、毛穴に詰まった汚れを十分に取り除き、紫外線対策も同時に行うとよいでしょう。

・赤ニキビ
赤ニキビは、白ニキビが悪化して炎症が起こった状態です。炎症の原因となるアクネ菌が増え、活発に活動しています。

赤ニキビは、触れることでさらに悪化するため日常生活の動作やスキンケアを慎重に行う必要があります。

・黄ニキビ
黄色ニキビは、赤ニキビが悪化して炎症がひどくなり膿をもった状態です。増殖したアクネ菌が皮膚内部で広がり、ニキビの数を増やします。

黄色ニキビに触れる、つぶすなどの動作は、肌を傷つけニキビ跡の原因となります。
赤ニキビと同様に、あご周りの皮ふのケアは慎重に行いましょう。

あごにニキビができる三大原因

person holding bubbles

冒頭でお伝えしたとおり、あごニキビの3大原因は、「皮脂の過剰分泌」「紫外線による角質肥厚」「不十分な洗浄」です。

ここでは、それぞれの原因について詳しく説明します。

皮脂の過剰分泌

前述のとおり、あご周りの皮ふは乾燥により皮脂が過剰分泌されるため、ニキビができやすい場所です。

また、皮脂の過剰分泌はホルモンバランスの乱れによっても起こります。

例えば、女性は生理前になると黄体ホルモンの影響により、皮脂が多く分泌されてニキビができやすくなります。また、ストレスや乱れた食生活も、ホルモンバランスの乱れによる過剰な皮脂分泌を起こし、ニキビを悪化させます。

皮脂の過剰分泌によるニキビを予防するには、スキンケアと身体の内側を整えることが大切です。

紫外線による角質肥厚

紫外線を浴びると、身体は肌を厚く硬くしてダメージから守ろうとします。すると、肌に角質肥厚が起こり、毛穴が塞がってニキビになります。

とくに乾燥しやすいあご周りの肌は、日焼けしやすく紫外線のダメージを受けやすくなっているため注意が必要です。また、紫外線はメラニンの分泌も促すため、黒ニキビを引き起こす原因にもなります。

紫外線によるニキビの予防には、保湿と紫外線対策が重要です。

汚れが十分洗浄できていないこと

あご周りの肌は、顔の中でも見落としがちになりケアが行き届きにくい場所です。そのため、メイクの汚れや汗、皮脂、ほこりなどの汚れが十分に落とせていない可能性があります。

古い汚れが蓄積すると毛穴を詰まらせ、炎症を伴う赤ニキビや白ニキビを起こしやすくなります。

また、シャンプーや洗顔料のすすぎ残しも雑菌を増やしてニキビを悪化させます。とくにあご周りは、目が行き届きにくくすすぎ残しを起こしやすいため注意が必要です。

洗浄力のある洗顔料で丁寧に汚れを落とし、十分にすすぎをして肌を清潔に保ちましょう。

あごにできるニキビの予防方法

女の子, あご

あごにできるニキビを予防する方法は「スキンケア」と「生活習慣の改善」です。
ここでは、それぞれの具体的な予防方法を紹介します。

スキンケアであごのニキビを予防する

あごのニキビに効くスキンケアの方法は次の4つです。

・丁寧でやさしい洗顔
あごのニキビは、毛穴に溜まった汚れを丁寧に落とし、清潔に保つことで予防できます。
しかし、摩擦を起こすような強い洗顔は、バリア機能を低下させニキビを悪化させます。

洗顔は、キメの細かい弾力のある泡で、顔を包み込むようにやさしく行いましょう。洗い流しは、35度程度のぬるま湯ですすぎ残しのないように行います。水温は、高すぎると乾燥を引き起こし、低すぎると汚れ落ちが悪くなるため、適温を守りましょう。

ふき取りは、清潔なタオルで押し当てるようにして行い、摩擦が起こらないように注意しましょう。

・保湿効果のある化粧品でケアをする
乾燥しやすいあご周りの肌は、保湿力の高い化粧品でケアして過剰な皮脂分泌を防ぎましょう。

高い保湿効果のある成分として「セラミド」「ヒアルロン酸」「コラーゲン」などが挙げられます。化粧品を選ぶときは、成分表をチェックして保湿効果の高い成分が配合されているか確認することをおすすめします。

また、化粧水など水溶性の化粧品を使った後に乳液やクリームで油分を補い、水分蒸発を防ぐことも大切です。

・ピーリングをする
角質肥厚が起こりやすいあご周りの肌には、ピーリングで硬くなった角質を除去しましょう。
しかし、ピーリング剤は汚れを落とす効果が高い一方で、刺激が強いため、頻度2週に1回程度にとどめましょう。

・紫外線対策をする
紫外線のダメージから肌を守るために、朝のスキンケアの後に日焼け止めクリームを塗るようにしましょう。

日焼け止めクリームを選ぶときは、バリア機能が低下してデリケートになっているあご周りの肌にあわせた低刺激の日焼け止めを選ぶことをおすすめします。

商品のパッケージに「ノンケミカル」「紫外線吸収剤フリー」と記載のあるものを選ぶとよいでしょう。

生活習慣の改善であごのニキビを予防する

あごニキビを予防するために行いたい生活習慣は次の3つです。

・睡眠を十分にとる
睡眠は、身体の修復を促して調子を整え、ニキビのできにくい肌を作ります。また、ホルモンバランスを整え、過剰な皮脂分泌も予防する効果があります。

質のよい睡眠をとるために、お風呂は就寝時間の1時間前に済ませる、寝る直前はブルーライトを浴びない、リラックスして眠れる環境を整えるなど工夫をすることをおすすめします。

・油分・糖分の多い食事は避け、ビタミンを摂取する
ジャンクフードや香辛料などの刺激のある食べ物は、皮脂を分泌させてニキビを起こす原因となります。

一方、緑黄色野菜に含まれるビタミンCやビタミンB群は、皮脂分泌を抑え殺菌作用があるためニキビの予防に役立ちます。また、メラニンの生成も防ぐため、黒ニキビの予防にもなります。

ビタミン豊富な野菜や果物を積極的に摂るようにしましょう

・ストレスをやわらげリラックスする
ストレスはホルモンバランスや自律神経を乱して、皮脂分泌を促進しニキビを悪化させます。

自分に合ったストレス方法を見つけて、こまめに解消するようにしましょう

ストレスが軽減し脳がリラックスすると、肌の生まれ変わりも活発になり美肌に繋がります。

あごのニキビはスキンケアと生活習慣の改善の両面で予防する

笑顔, 笑い, 女の子, 歯, 口の中, あご

あご周りの肌は、汗腺が少ないため乾燥しやすく、過剰な皮脂分泌が起こってニキビができやすい特徴があります。また、皮脂の過剰分泌は、生理前、乱れた食生活やストレスによるホルモンバランスの乱れによっても起こります。

あごニキビを引き起こす3大原因は「皮脂の過剰分泌」「紫外線による角質肥厚」「不十分な洗浄」です。

ニキビを予防するためには、「スキンケアで保湿、洗浄、紫外線対策をすること」および「生活習慣の改善」の両方が必要です。

あごニキビの原因を取り除き、美しい肌を保てるようにしましょう。

「あごニキビの対策についてもっと知りたい!」「あごニキビに効くスキンケアを学びたい!」という人は、コチラにお問合せください。

お問合せ