40代のくすみに効く化粧水の選び方!透明感のある若々しいお肌へ

2021年2月22日

40代の肌は20代や30代のころに比べてくすみを感じやすくなります。くすみの原因は、血行不良、乾燥、糖化、紫外線のダメージによるものです。

しかし40代の肌に起こるくすみは、効果を感じられる化粧水でお手入れすることで予防できます。

ここでは、40代のくすみに効果を感じられる化粧水の選び方について紹介します。

化粧水を選ぶときは「高保湿成分」「美白成分」「新陳代謝促進成分」の3つが配合されていることを確認しましょう。

40代の肌とくすみについて

40代の肌はくすみやすく、進行すると肌トラブルや老化を引き起こします。
ここでは、「40代の肌の特徴」と「くすみが起こりやすくなる原因」について説明します。

40代の肌の特徴

女性は、30代を迎えた頃から皮脂の分泌量が少なくなり、外的刺激から肌を守る働きが弱くなります。また、肌内部の水分が蒸発することで、肌が乾燥します。

さらに、40代になると30代よりもさまざまな肌トラブルが起こります。

また、40代の女性は女性ホルモンの分泌量が減るようになり、ホルモンバランスが崩れることで肌トラブルや老化が起こりやすくなります。

肌には、外的刺激から肌を守り水分蒸発を防ぐ肌の働きであるバリア機能が備わっています。

40代を迎えたら、バリア機能を高めて肌内部の水分蒸発を防ぎ、外的刺激に強くすることが大切です。また、年齢に合わせたエイジングケアを行いましょう。

40代でくすみが起こる原因とは

40代の女性の肌に起こるくすみの症状は次のとおりです。

・目の下にクマができる。
・顔全体が黄ぐすんで見える。
・肌のキメが乱れ、光が反射して顔に影ができることでくすんで見える。

また、40代のくすみの原因は次の4つといわれています。

1.血行不良
女性は男性よりも筋肉量が少なく、身体が冷えやすいため血行不良が起こりやすい特徴があります。

顔のくすみは、血行不良によって顔に流れる血液が滞留することが原因で起こります。

また、40代でくすみを感じやすいのは、肌の生まれ変わりが遅くなり古い角質や汚れが蓄積するからです。

とくに、目のまわりは皮膚が薄く黒ずみが強く出るため、クマに悩むかたが多いのです。

化粧水でうるおいを与えて代謝をよくし、肌の生まれ変わりを促進させることが大切です。

2.肌の乾燥
40代の肌は、皮脂の分泌量が少なくなり肌の水分蒸発が起こるため、乾燥しやすくなります。肌が乾燥すると、みずみずしさが不足して透明感がなくなり、くすみに繋がります。

また、乾燥した肌は保水力が弱まりキメを失うため、肌が凹凸して顔に影ができてさらにくすみがひどくなります。

化粧水で肌にうるおいを補給し乾燥を防ぐことで予防しましょう。

3.肌の糖化
40代は20代や30代のころよりも身体の新陳代謝が低下します。

新陳代謝が低下すると、炭水化物や甘い食べ物で摂取した糖分を分解できず体内に糖が残ります。

体内の糖がタンパク質と結合すると、肌が黄色くくすんでしまうのです。

化粧水で肌を保湿し、新陳代謝を高めて糖化を防ぎましょう

4.紫外線によるカルボニル化
肌の深部にある真皮のタンパク質が過酸化物質などによって変性することを、カルボニル化といいます。

カルボニル化とは、化粧品メーカーの資生堂が発見した肌のくすみの原因の1つです。

参照:SHISEIDO NEWS RELEASE 資生堂、肌の「黄ぐすみ」の新メカニズムを解明

肌に紫外線が当たると、活性酸素が発生して脂質が酸化します。
カルボニル化は、酸化した脂質とコラーゲンやエラスチンなどのタンパク質が結合することを指し、肌の弾力がなくなり黄色く変色します。

カルボニル化によるくすみを予防するために、保湿効果のある化粧水で紫外線に負けない肌を作りましょう

40代のくすみに効果を得られる化粧水の選び方

40代で起こるくすみを予防する化粧水を選ぶときは、配合されている成分にこだわりましょう。

化粧水を選ぶときは、次の3つの成分が配合されている商品を選ぶことをおすすめします。

高保湿成分が配合されていること

乾燥してくすんだ40代の肌には、高保湿成分が配合された化粧水を使ったお手入れが有効です。

化粧水によく配合されている高保湿成分は次のとおりです。

・セラミド
・ヒアルロン酸
・コラーゲン

中でも、セラミドは保湿効果がとくに優れているため、肌の乾燥を強く感じているかたは配合されている化粧水を選ぶとよいでしょう。

また、セラミドの中でも、ヒト型セラミドは人間の肌に近い成分であるため、刺激が少なく浸透力が高いといわれています。

40代の肌は、バリア機能が低下しデリケートになっているため、ヒト型セラミド入りの化粧水を使ったお手入れは非常に有効です。

美白・ブライトニング効果のある成分が配合されていること

美白・ブライトニング効果のある成分が配合された化粧水は、顔のくすみをやわらげ肌を明るくする効果があります。

国から認められた美白成分は次のとおりです。

・4SMK
・ビタミンC誘導体
・トラネキサム酸
・コウジ酸
・アルブチン

中でも、ビタミンC誘導体は保湿効果も高く、肌にうるおいを与えて乾燥によるくすみを防ぎトーンアップする効果が期待できます。

また、アルブチンは植物性の美白成分で刺激が少なく、バリア機能が低下した40代の肌に負担をかけず浸透していきます。

ターンオーバーを促す成分が配合されていること

40代は新陳代謝が落ちて肌の生まれ変わりが遅れ、肌に蓄積されたメラニンや古い角質が長期間肌に残りくすみの原因となります。

ターンオーバーを促進させる成分が配合された化粧水を使って、肌を整えていきましょう。

ターンオーバーを正常化するために有効な成分は次のとおりです。

・ビタミンA(レチノール)
・ビタミンC誘導体
・ビタミンE
・ビタミンB2
・パンテノール
・プラセンタ
・酵母エキス
・酵素
・アミノ酪酸

ビタミンAは、新陳代謝の促進の他、乾燥を防ぐ効果がありくすみの予防に効果があります。

中でも、レチノールはコラーゲンの生成を促し、透明感のある美しい肌に導きます。しかし、肌への効果が高い反面、刺激が強い特徴があります。

そのため、もし配合された化粧水を使いたい場合は、使用前にパッチテストを行いトラブルが起こらないかどうかチェックしておくと安心です。

もしくは、ターンオーバーを正常化する成分の1つである酵素が配合された化粧品を選ぶようにしましょう。酵素は、植物などの天然の成分を発酵させて作られているため、肌に刺激が少なく安心して使用することができます。

40代のくすみを予防する化粧水の使い方

40代のくすみを防ぐためには、効果を感じられる化粧水を適切に使用することが大切です。
ここでは、化粧水の使い方の注意点について説明します。

化粧水の所定の用量を守って使う

メーカーが推奨する1回分の化粧水の使用量は、顔全体を十分にケアできるように考えられています。

そのため、1回分の化粧水の量を少なくした場合は、効果を十分に実感することができないだけでなく、摩擦が起こり肌を傷つけてさらにトラブルを起こしやすくなります。

一方で、化粧水の量が多い場合は、顔に吸収されないのでべたつきが出て使用感が悪く感じることがあります。

化粧水は使用量を守って正しく使うことで、くすみがやわらぎ透明感のある肌を手に入れることができるのです。

化粧水は手でつけ肌を優しく丁寧にケアする

化粧水のつけ方は、コットンで行う方法と手のひらで行う方法があります。
40代の肌はデリケートになっているため、化粧水をつける際は負担がかかりにくい手で行うようにしましょう

まず、化粧水を適量手のひらに取り出し、顔の中心から外側に向かって優しく全体にのばすようにつけます。つけた後は、両手で顔を包みハンドプレスで浸透させましょう。

化粧水をなじませるために、肌を叩く、ひっぱるなどの行為は、くすみだけでなく、たるみやシワなどの肌トラブルの元となるため避けましょう

40代のくすみに「高保湿」「美白」「新陳代謝促進」の化粧水が効く

40代を迎えると、血行不良、肌の乾燥、肌の糖化、紫外線によるカルボニル化により、くすみを感じやすくなります。

しかし、40代のくすみは、化粧水を使ってお手入れを行い、肌を強化することで予防することができます。

化粧水を選ぶときは「高保湿成分」「美白成分」「新陳代謝促進成分」の3つが配合されていることを確認しましょう。

また、化粧水の用量を守り、手のひらで優しく丁寧につけることで、効果を十分に実感できます。

40代のくすみは、化粧水で一掃して透明感のある明るい肌を目指しましょう。

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