肌に合う化粧水を選んであなたも憧れのすっぴん美人に!
美人の条件のひとつに「素肌の美しさ」があげられている昨今。
肌の調子を整えるためには、自分の肌に合ったスキンケア商品を選ぶことが大切です。
とくに、洗顔後最初に肌につける化粧水は、素肌の美しさを保つために重要な役割を担っています。しかし、スキンケア商品の中でもとくに化粧水は種類が非常に多く、どれを選べばよいのか迷う人もいるのではないでしょうか。
ここでは、すっぴん(素肌)美人を目指すために「自分の肌に合う化粧水の選び方」を中心にお伝えします。
化粧水について
化粧水は、基礎化粧品の1つで、肌に水分を与える効果があります。
ここでは、化粧水の「特徴と役割」、「種類」について紹介します。
化粧水(柔軟化粧水)の特徴と役割
私たちが一般的に化粧水と呼んでいるものは、正確には「柔軟化粧水」という名称です。
柔軟化粧水は、肌に水分や保湿成分を与える成分が配合されているのが特徴です。柔軟化粧水に主に配合されているのは、アミノ酸、ヒアルロン酸、コラーゲン、カルボン酸など保湿効果が高い成分です。
柔軟化粧水は、肌を保湿し、キメを整える役目があります。また、透明感がある美しい肌を保つために大切な役割を果たしています。
化粧水の種類
化粧水には、柔軟化粧水以外にも種類があります。次の5種類に分けられます。
・導入化粧水
導入化粧水は、洗顔後、柔軟化粧水の前に使用する化粧水です。柔軟化粧水や乳液など、導入化粧水以降の化粧品の浸透を高める働きがあります。
高保湿成分が多く配合されており、肌の角質を柔らかくします。
導入化粧水を追加すると、常に使用している化粧品の効果が高まります。
・収れん化粧水
収れん化粧水は、毛穴を引き締め、過剰な皮脂分泌を抑える効果があります。皮脂分泌の多い脂性肌の人に相性がよい化粧水です。
特徴として、夏の汗ばむ季節に好んで使われます。また、アフターサンケア用のカラミンローションも収れん化粧水の一種です。
皮脂分泌が起こりやすいTゾーン、小鼻周りに部分的に使用することもできます。
収れん化粧水は、皮脂を強力に抑える働きがあるため、肌に負担がかかりやすいのが難点です。敏感肌の人は注意が必要です。
・ふきとり化粧水
ふき取り化粧水は、クレンジング後に、肌に残ったメイクや古い角質をふき取るために使います。
メイク汚れや古い角質が残ると、肌のくすみやニキビなどの炎症になってしまいます。
ふき取り化粧水を使用して毛穴の汚れを取り除き、くすみをとって肌を明るくする効果があります。
・美白化粧水
美白化粧水は、文字通り美白に特化した化粧水で、シミそばかすを防ぎ、肌のトーンをあげます。
通常、柔軟化粧水を使っている人も、紫外線の強い夏は、美白化粧水に変えてお手入れしてもよいでしょう。
野外で活動する機会の多い人におすすめの化粧水です。
・ニキビ化粧水
ニキビ化粧水は、肌の上に増殖するニキビ菌の殺菌と油分と水分のバランスを整えニキビ菌を予防する効果があります。
配合されている成分には、殺菌作用と抗炎症作用のあるグリチルリチン酸2カリウムがあげられます。
ニキビ化粧水は殺菌作用が強いことから、必要な皮脂をとりすぎる傾向があります。そのため、乾燥肌の人は注意が必要です。
肌に合う化粧水の選び方
化粧水は、種類が多くあり性質もそれぞれ異なります。肌質によって上手に化粧水を使い分けて、肌を整えていきましょう。
自分で簡単にできる「セルフ診断」と、「肌質ではなく使用感で選ぶ方法」についてお伝えします。
セルフ肌診断
あなたの肌質をチェックしてみましょう。
肌質は次の5つに分けられます。
・普通肌
普通肌は、肌質の中で最も安定しています。主な特徴は以下のとおりです。
<特徴>
・肌の水分と油分のバランスがよく化粧崩れしにくい
・肌トラブルが少ない
・キメが細かい
・うるおいがある
・ハリがある
普通肌の方は、特に化粧水に指定はありません。好みの化粧水を使いましょう。
一方で、季節によっては乾燥する場合があるので、保湿力の高い化粧水を日ごろから使うようにするとよいでしょう。
・敏感肌
敏感肌は刺激に敏感で、赤みが出る、かゆくなるなどトラブルが起こりやすい特徴があります。
<特徴>
・アレルギーや花粉で肌がかぶれる
・化粧品で肌荒れしやすい
敏感肌の方は、刺激の少ない化粧水を使いましょう。無添加や自然由来の成分を配合した化粧水が向いています。
また、肌にうるおいを与えるセラミドの配合された化粧水を使って、肌のバリア機能を高めるのもおすすめです。
・乾燥肌
乾燥肌は、肌の水分と油分の分泌が少なく、肌表面がカサカサしています。
<特徴>
・肌につっぱりを感じる
・口角や目元にひび割れが起こる
・小じわが多い
・メイクのりが悪く、粉っぽい
乾燥肌の方は、保湿効果の高い化粧水を使いましょう。セラミド、ヒアルロン酸の入った化粧水がおすすめです。
乾燥肌は、バリア機能が崩れ、水分蒸発が起こりやすく日焼けもしやすい状態です。
お手入れのときは、化粧水の後に水分が蒸発しないように、乳液、クリームで蓋をしましょう。
また、日ごろから日焼け対策も行えるとよいです。
・脂性肌
脂性肌は、余分な皮脂が出やすく脂っぽい見た目です。
<特徴>
・テカりやすい
・化粧崩れしやすい
・毛穴が目立つ
・ニキビができやすい
脂性肌の方は、収れん化粧水で余分な皮脂を抑えながら、うるおいを与える柔軟化粧水を使いましょう。
一方で、最近は、空調のある部屋で仕事をする方が多く肌が乾燥してしまい、余分な皮脂が出ている「インナードライ肌」の方が増えています。
脂性肌用のケアをしても改善されない場合は、インナードライ肌の可能性があるため、保湿力の高い化粧水を使いましょう。
・混合肌
混合肌は、日本人に最も多い肌タイプといわれています。Tゾーンや顎先は脂性肌、他の部分は乾燥肌の状態です。
<特徴>
・毛穴が詰まりやすく、ニキビができやすい
・脂性肌と勘違いしやすい
・生理前などに肌が荒れやすい
混合肌の方は、保湿力の高い化粧水でケアします。
Tゾーンや顎先は乾燥しやすく、うるおい不足によって余分な皮脂が出ていることが考えられます。
また、ホルモンの影響で肌トラブルが起こりやすいので、肌に刺激の少ない化粧水であれば尚よいです。
肌質以外の選び方
化粧品を選ぶときには、五感も大切にしましょう。
使っていて「気持ちがよい」、「よい匂い」と感じると、脳がリラックスして美肌効果が高まります。
・テクスチャで選ぶ
化粧水は、商品ごとにさっぱりとしたタイプやとろみのあるタイプなど感触が違います。
使っていて、気持ちがよいと感じるものを選びましょう。
例えば、べたつきが苦手な方はみずみずしいタイプを選ぶとよいでしょう。
好みのテクスチャを選べば、気持ちよく長期的に使用できます。
・香りで選ぶ
香りも化粧水を選ぶ上で重要です。
嗅覚は大脳にダイレクトに影響を与えます。
例えば、臭いものや苦手なものの匂いを嗅ぐと、気分が悪くなり食欲が落ちることがあります。対して、よい香りを嗅ぐと、心がリラックスして癒されます。
好みの香りの化粧水を選んで、気分よく使えるようにしましょう。
・見た目
化粧水のパッケージが好みであることも大切です。
例えば「高級感がある」「綺麗」と感じるパッケージの化粧水を見ると、気持ちが高まります。そのため、毎日のスキンケアが楽しくなり、お手入れを習慣化できます。
化粧水を目で見て楽しむことができれば、モチベーションアップに繋がります。
化粧水が肌に合うかパッチテストで判断する
化粧水を選ぶときは、パッチテストを行い肌質にあっているかを確認しましょう。
パッチテストとは、新しい化粧品を使う前にテストして肌にトラブルが起こらないかチェックして判断する方法です。
パッチテストのやり方
パッチテストは、店頭でも自宅で行うこともできます。それぞれの手順を紹介します。
・店頭で行う場合の手順
①化粧水を片方の手の甲につける。
②数時間後、左右の手の甲を比較し肌状態を確認する。
・自宅で行う場合の手順
<厳密に行う場合>
①化粧水を二の腕の内側に塗る。
②24時間後に肌状態を確認する。
③48時間後に肌状態を確認する。
<簡易的に行う場合>
①化粧水を二の腕の内側に塗る。
②24時間後に肌状態を確認する。
パッチテストの結果と注意点
パッチテストを行い、赤みやかゆみなどトラブルが起こっていなければ、化粧水を使用してもよいでしょう。
ただし、季節の変わり目や生理前など肌が敏感になっている時は、パッチテストの結果に関わらず肌が荒れてしまう場合があります。
万が一、肌が荒れてしまった場合は化粧水の使用を中止し、専門医に相談しましょう。
化粧水は肌質と使い心地が合うものを選ぶ!
化粧水にはさまざまな種類があり性質も違います。
肌質をチェックし、肌の弱い部分を補ってくれる化粧水を選ぶと効果を感じやすくなります。
一方、肌質に合わない化粧水を使っていては、効果を十分に感じることができません。
また、肌質だけでなく五感を使い、使用感がよいと感じる化粧水を選ぶことも大切です。
化粧水が肌質に合うか、使い心地はどうかを確認するために、事前のパッチテストがおすすめです。
あなたにピッタリの化粧水を見つけて、憧れのすっぴん美人を目指しましょう!
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