正しいクレンジング方法（画像で解説）
1．手を洗う
汚れた手でクレンジングを行うと、顔に汚れが付着して毛穴に詰まりニキビが悪化します。クレンジングをする前は、石鹸を使って丁寧に手を洗いましょう。
なかでも、爪や指の間は汚れが溜まりやすいうえに見落としがちな部位です。手を洗う際は、爪や指の間も忘れず清潔にすることを心がけましょう。
2．目元、眉、口元のメイクを専用のリムーバーで落とす
目元、眉、口元は、顔の中でも皮膚が薄いため、摩擦を避けるために専用のリムーバーを使ってあらかじめ落としておきましょう。ポイントメイク用のリムーバーは洗浄力が高いため、コットンに湿らせてなでるだけでメイクを拭き取れます。
ポイントメイクのふき取り方法PDF
3．クレンジング料を適量乾いた手のひらにとり、顔の5点にのせる
クレンジング料はメーカーが推奨する量を厳守しましょう。量が少なすぎると肌と手のひらとの間に摩擦が起こり、ニキビが悪化します。手が濡れているとクレンジング料の洗浄力が落ちるため、乾いた手のひらで扱うことが大切です。
手に取ったクレンジングの1/3を右頬、残り1/2を左頬、最後に余ったものを額、鼻、あご先の5点に分けてのせます。
4．Tゾーン→頬→目元・口元の順でなじませる
クレンジング料は、皮脂分泌の多い部分から、指の腹を使って円を描くようになじませていきます。皮膚がひっぱられて寄らないよう、優しい力で行いましょう。
5．顔全体にクレンジング料をなじませる
手のひら全体を使って、顔全体にクレンジング料をなじませていきます。髪の生え際、フェイスライン、眉間、鼻の下は、見落としやすくクレンジング不足でニキビができやすい部位です。顔の隅々までしっかりとクレンジング料を行きわたらせましょう。
6．35℃程度のぬるま湯ですすぐ「すすぐ時間は1分以内」
すすぎに使用する水温は、35℃程度を守りましょう。一般的に、シャワーを浴びるときの適温が40℃です。それよりも「ぬるい」と感じる温度が洗顔には適温です。
高温では、皮脂を取りすぎて肌を乾燥させ余計に皮脂分泌を起こしニキビを悪化させます。反対に、冷たいと感じてしまうような低温であっても、汚れ落ちが悪くなるため毛穴が詰まってニキビの原因となります。
また、すすぐ時間についても、長いと皮脂を落としすぎるなど肌に負担がかかるため、1分以内にしましょう。
7．清潔なタオルで水分を優しく拭き取る。
顔の水分を拭き取るときは、タオルを肌に軽く押し当てるようにして優しく行います。ゴシゴシとこすると摩擦で肌を傷つけるため避けましょう。
タオルの生地は、吸水力があり肌に優しいコットンタイプのものをおすすめします。