自分に似合うリップカラーの選び方!唇で顔の印象は大きく変わる!

2021年8月18日

メイクアップ化粧品の1つに、リップがあります。リップは、口元を彩りオシャレの幅を広げるのに一役買うアイテムです。

リップカラーには、30種類以上の色味があり目的によって使い分けできるのが特徴です。

30種類以上あるリップの色味から、自分にあったカラーの選び方は肌タイプ」「目指したい印象」「世代感」の3つがあります。

ここでは、リップカラーの選び方について説明します。

ヤマモトユキ
ヤマモトユキ
リップはたくさんカラーがあって、季節に応じて変えたり、洋服に合わせたりしてオシャレを楽しむのが醍醐味!ただ、自分の苦手なカラーをつけると浮いたり、老けてみえたりするから注意が必要です。そうならないためにも、自分に合ったカラーの選び方をマスターしておきましょう!

リップについて

口紅

リップは、顔を魅力的に魅せるメイクアップ品の1つです。
ここでは「リップの役割」と「リップカラーの大切さ」について説明します。

リップの主な成分

リップを使うと、唇に鮮やかに発色するため、血色のよい顔をつくります。また、美容成分が配合されているリップであれば、唇の保湿、血行促進、紫外線予防効果も期待できます。

リップの主な成分は、油性成分と顔料で、それぞれの配合率によってテクスチャが変わり、口元の印象も異なります。

例えば、油性成分の多いリップは、ツヤ感があり、光沢のある華やかな口元をつくります。一方、顔料が多く配合されたリップは、密着力が高く速乾性があり、マットで引き締まった口元を演出します。

リップは、唇を健やかにして、なりたい印象の口元を演出してくれる優秀なアイテムです。

リップカラー選びの大切さについて

リップは、カラーによって顔の印象が大きく変わります。代表的なカラーは次のとおりです。

・ローズ系
・レッド系
・ピンク系
・オレンジ系
・ベージュ系

店頭で販売されているリップは、上述の代表的なカラーを、さらに濃い色と薄い色、明るい色と暗い色に細分化しています。そのため、リップカラーには、同系色であっても多くの種類があります。

リップカラーは、なりたい印象にあわせて変えるだけで容易にイメージチェンジできるという楽しさがあります。一方で、カラーによっては、肌色がくすんで、不健康そうな印象を与えるため、顔映りがよくなる色を選ぶことが大切です。

リップカラー選びは、顔映りをよくし、なりたいイメージをつくるために非常に重要です。

自分に似合うリップカラーの選び方

口紅,メイクアップ

自分に似合うリップカラーは、次の3つのポイントで選ぶようにしましょう。

1.肌タイプで選ぶ

日本人の肌色は、イエローベースとブルーベースの2種類に分かれます。
イエローベースは、肌全体が黄色っぽくくすみやすい特徴があり、アジア人に多いタイプの肌です。一方、ブルーベースは、肌全体が色白で青っぽく血色が悪く見えがちな特徴があります。

それぞれ顔映りがよくなるカラーが異なるため、自分の肌色がどちらかチェックしましょう。チェック項目は次のとおりです。

<イエローベースの肌の特徴>
・肌や手のひらが黄色い
・手首の内側の血管が緑色に見える
・小麦肌
・ファンデーションはオークル系を使う
・日焼けをすると赤くならず黒くなる
・アッシュなど黄みのあるくすんだヘアカラーが似合う
・ゴールドのアクセサリーが似合う

イエローベースのかたは、黄みのある色が入ったリップカラーがおすすめです。例えば、オレンジ系、ベージュ系、ブラウン系のカラーは肌になじみやすく似合います。

一方、ピンク系、赤系、パープル系はイエローベースの肌にとって苦手なカラーです。しかし、黄色やオレンジが入ったカラーであれば問題なくつけられます。具体的には次のとおりです。

・ピンク系:サーモンピンク、コーラルピンク
・赤系:イエローレッド、オレンジレッド、ブラウンレッド
・パープル系:ブラウンパープル、ゴールドパープル

<ブルーベースの肌の特徴>
・肌や手のひらがピンク、青みがかっている
・手首の内側の血管が青色に見える
・色白
・ファンデーションはピンク系を使う
・日焼けをすると赤くなる
・髪色は黒、濃い茶色が似合う
・シルバーアクセサリーが似合う

ブルーベースのかたは、イエローベースのかたと似合うカラーが反対になります。つまり、ピンク系、赤系、パープル系がよく似合い、オレンジ、ベージュ、ブラウンが苦手なカラーとなります。

とはいえ、ブルーベースのかたも、青色が入ったリップカラーであれば全ての色に対応できます。具体的には次のカラーを選びましょう。

・オレンジ系:ピンクが入ったもの、青っぽいオレンジ
・ベージュ系:ピンクや紫がかったもの
・ブラウン系:赤色の強いブラウン、チョコレートカラー

2.目指したい印象によって選ぶ

リップカラーは、目指したい顔の印象が、目鼻立ちがはっきりしている女優の天海祐希さんのようなカッコいいタイプか、顔の凹凸が少なくパーツが小さめの本田翼さんのような可愛いタイプかによって変わります。

カッコいい印象にしたい場合は、深みのあるカラーのリップを使いましょう。深みのあるリップカラーは、口元を引き締めてキリッとした印象をつくります。具体的には、レッド、ローズ、赤色が強いブラウン、バーガンディなどのカラーがおすすめです。

また、質感がマットなリップであれば、落ち着いた発色となりより大人っぽさが増すでしょう。

一方、可愛らしい印象にしたい場合は、パステルカラーや透明感のあるカラーのリップを使いましょう。唇にみずみずしさを与え、爽やかな印象をつくります。具体的には、パステルピンク、ヌーディーベージュ、オレンジベージュなどのカラーがおすすめです。

また、質感にツヤがあるリップは、唇をふっくらとさせる効果があり若々しい印象を強調できるためおすすめです。

3.世代感で選ぶ

20~30代と、40~50代では、似合う色が変わります。それは、年齢を重ねるにつれて肌や唇の色が変化するためです。また、世代によって醸し出す雰囲気も異なります。

リップカラーは、それぞれの世代の魅力を引き出すものを選ぶようにしましょう。

・20~30代の肌や唇の特徴と似合うカラー
20~30代は、肌や唇にハリがあり血色がよい特徴があります。基本的にはどのリップカラーも美しく発色するため、好みのリップを使うとよいでしょう。

とくに20代のかたには、ピンク系やオレンジ系などのリップカラーがおすすめです。口元が明るくなり、より若々しい印象を強調できます。

一方30代では、ピンクやオレンジをベースに、ブラウンやローズなどが入ったリップを使うと、若々しさの中にも落ち着いた印象のある顔をつくれます。

・40~50代の肌や唇の特徴と似合うカラー
40~50代を迎えると、皮脂分泌量の低下と新陳代謝が悪くなることにより、肌や唇が乾燥しやすくなります。すると、顔全体がくすみがちとなり、血色が悪く見えます。

大人世代のかたは、ツヤ感があり血色がよく見えるリップカラーを選びましょう。例えば、レッド系やローズ系は、華やかでエレガントな口元をつくるためおすすめです。

しかし、鮮やかすぎるカラーはくすみ肌に浮いてしまいなじみません。
そこで、レッドやローズにベージュなどが入って少し色味が抑えられたリップを使うようにしましょう。40~50代の雰囲気に相応しい、上品な大人の魅力を引き出します。

リップの塗り方

リップ塗り方

リップは塗り方によっても印象が変わります。
ここではリップの「基本の塗り方」と「テクニックを使った塗り方」について紹介します。

リップの基本的な塗り方

リップは、本体を直接くちびるにつけて塗る方法とブラシを使って塗る方法と2通りあります。ここでは、それぞれの手順について紹介します。

・リップを直接くちびるにつけて塗る方法
1.コンシーラーで唇の輪郭を整える。
2.リップは下唇中央から塗り、横にスライドさせてのばす。
3.上唇の山を1つずつ塗り、輪郭を整える。
4.上唇の両端から中央に向かってスライドさせる。

・リップブラシを使って塗る方法
1.リップブラシにカラーを取り、下唇のリップラインを取る。
2.下唇のキワから中央に向かって塗りつぶす。
3.リップカラーを足し、上唇のリップラインを取る。
4.上唇の両端から中央に向かって塗りつぶす。

リップを直接くちびるにつけて塗る方法は、時短でできるためスキマ時間のメイク直しにおすすめです。一方、リップブラシを使う方法は、唇のキワまで丁寧に塗れるため、塗りムラが起こりにくくはみ出しなどの失敗が少ない特徴があります。

テクニックを使った塗り方

基本の塗り方に少しテクニックを使うと、唇の印象がまた変わります。
ここでは、なりたい唇の印象別に、テクニックを使ったリップの塗り方を紹介します。

・キリッとした唇になりたい場合
1.リップライナーや濃いカラーのリップをブラシにとり、唇の輪郭を縁取る。
2.ブラシで輪郭を唇になじませる。
3.のせたいリップカラーをブラシにとり、縁取りの中を塗りつぶす。

とくに上唇の山、口角にもしっかりラインを取って輪郭を明確にさせるとキリッとした聡明な雰囲気の口元をつくれます。

・セクシーな唇になりたい場合
1.リップをブラシにとり、上唇の輪郭の約1~2mm上にラインを引く。
2.下唇は、輪郭に沿ってラインを引く。
3.縁取りの中を塗りつぶす。

上唇のラインをオーバー気味にするとふっくらと立体感のある口元になります。山をあえて作らず丸く塗りつぶすと、よりボリューム感が出て色気が増します。

・ナチュラルな唇になりたい場合
1.指の腹でリップカラーを取り、ポンポンと唇になじませる。
2.唇の中央は多めにつけて、口角に近い部分は薄めにつける。

リップを指で塗る方法は、リップブラシや直で塗るよりも色のつきが弱くなるため自然な印象の口元になります。また、色がつきすぎないため、塗りすぎやはみだしなどの失敗が少なく初心者にもチャレンジしやすい方法です。

リップカラーは「肌タイプ」「目指したい印象」「世代感」で選ぶ

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リップは、唇を華やかにし血色のよい健康的な顔をつくります。また、カラーによって印象が変わるため、なりたいイメージや自分に似合うリップを選ぶ必要があります。

リップカラーは「肌タイプ」「目指したい印象」「世代感」で選びましょう。

また、リップの塗り方には「直塗り」「リップブラシ」「指で行う方法」があり、それぞれ仕上がりが異なります。リップの塗り方も、なりたい印象に合わせて変えることをおすすめします。

自分に似合うリップカラーで魅力的な口元をつくり、なりたい顔に近づきましょう。

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